感染リスクを下げるため予防接種を受けましょう
当院は各種予防接種に対応しております。予防接種には毎年10月から接種が始まるインフルエンザワクチン、時期問わず接種できる肺炎球菌ワクチンなどがあります。
なお、在庫の確保が必要となりますので、予防接種は予約制となります。接種をご希望の方は事前にお電話にてご予約をお願いします。予診票がある方は、事前にご記入頂き、当日ご持参の上ご来院ください。
予防接種料金表
インフルエンザ | 円 |
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肺炎球菌 | 円 |
帯状疱疹 | 円 |
子宮頸がん | 円 |
予防接種の説明
インフルエンザウイルスワクチン
インフルエンザワクチンの効果は接種後2週間程度で現れ、5ヶ月ほど続きます。インフルエンザは11月下旬から流行し始め、翌年1月~3月がピークとなります。そのため、流行し始める半月以上前には接種しておくことが推奨されます。当院でも対応していますので、お気軽にご相談ください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は長年日本の死亡原因の上位で、そのほとんどが65歳以上の高齢者です。肺炎球菌が肺炎の原因菌であることが多く、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの疾患にかかっている際に感染リスクが高まります。そのため、65歳以上の高齢者は肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されます。
日本では現在、プレベナー13(13価)、バクニュバンス(15価)、ニューモバックスNP(23価)の3つの肺炎球菌ワクチンがあります。ニューモバックスNPについては65歳から5年刻みの年齢の方が、定期接種の対象となります。当院では、3種類のワクチン全てを準備しています。他の2種類のワクチンは公費負担がないもののそれぞれのメリットがありますので、接種を希望される場合はお気軽にご相談ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、神経痛のようなピリピリした痛み、赤い水泡が体の左右一方に生じます。帯状疱疹が治っても、帯状疱疹後神経痛などが後遺症として残ることがあります。帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症・重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛を予防する効果が見込めます。接種対象は50歳以上の方です。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。好発年齢は20~30代ですが、昨今は40代の女性も増加傾向にあります。子宮頸がんを防ぐためにも、対象年代の女性はワクチン接種を受けましょう。
MR(風疹・麻疹)
風疹は、風疹ウイルスへの感染が原因となる急性の発疹性感染症です。発症すると、発疹やリンパ節腫脹、発熱などの症状が現れます。短期間で症状が治まることから三日麻疹と呼ばれることもあります。感染力が強く、飛沫感染するため、ヒトからヒトに一気に感染していきます。妊婦が感染した場合、胎児に重篤な影響が及ぶことがありますので、妊娠の可能性がある女性、そしてその周りの方も予防接種を受けるようにしましょう。